Massive Curiosity

日常で疑問に思ったことを言語化してアウトプットしていくブログ。旅、webサービス、デザイン、アイデアなど。

自分の感じたものこそが本質。"Texture"という言葉が持つ意味が、妙に腹落ちした話。

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仮に、世の中のあらゆるメディアというメディアがグルだったとします。

そして、「じつはきみが知ってる凱旋門とかエッフェル塔って、フランスにないんだよ。あれはぜんぶ、作り物なんだよ。」と言われたとしても、ぼくは「そんなのウソだ!」と反論するでしょうが、100%の自信をもって主張することができません。

なぜなら、ぼくがフランスに赴いて、自分の目で見たことがないから。

今日は、そんなことについて"Texture"という言葉のもつ意味も合わせて考えたことを発表したいと思います。

 

 

「行った気になれる」という言葉に注意!

さいきん、絶景とか旅系のメディアが多いですよね。

よくテレビでは「◯◯へ実際に行った気になれる!!」というキャッチコピーで注目を集めています。

でも、ここで思うのが「結局、行った気にしかなれない。」ということです。

それはなぜかというと、行った人にしか味わえない感覚がある、という揺るがぬ事実があるから。

以前紹介した、「弱いつながり 検索ワードを探す旅」では、目的地まで行くためにかかる時間が大切だ、と説いていました。

いくらアンコールワットのことを写真で見ていたとしても、シェムリアップからアンコール遺跡群までの一本道を知ることはできないし、あの木々に囲まれた道をトゥクトゥクで進んでいくワクワク感は決して行った人にしか味わえません。

(参考:現地に赴いたからこそわかったこと。心震えたアジアの観光地5選 - Massive Curiosity −旅と人から学ぶブログ

 

・・・と言った具合に、感覚では説明できます。今回は、それを言語というアプローチから説明してみます。

 

Textureとは本質。

あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)という本を読みました。日常の中に発見を見つけていく、という素敵な本です。

読み進めていく中で、すごく腹落ちのする部分を見つけてしまいました。

それは「さわること」という見出しの中にあった文章で、

テクスチャー(Texture) という言葉は、ものの質感や手触りといった意味で使われていますが、英和辞典で引くと「本質」という意味もあるそうです。

つまり、触覚で感じる手触りにこそ、本当の価値があると言い換えることができます。これってすごく的を得ているアイデアだと思っていて、やっぱり自分実際に触れたものにしか信ぴょう性はない。これは、断言できます。

だからこそ、人に情報を伝えるメディアが二次情報に頼ってはいけないのです。実際に取材にいかないことには、本質性は生まれない。ですから、どんどんさわりましょう。そして、自分で感じることを大切にしましょう。

 

蛇足かもしれませんが、「本質」をぼくが英訳するならば"Essence"と訳します。

この語の形容詞"Essential"を和訳すると、「欠くことのできない、必須の」といった意味に。つまり、自分で感じたものは、欠くことのできない必須のものになってくるのです!

 

さいごに。

さいごは無理やりになってしまいましたが、本当にそう思います。

ググればなんでもわかった”気になれる”今だからこそ、手触りを感じる必要がある。それは、以前から思っていたことです。

(参考)インド一人旅から、インバウンドと今後について考えてみた。 - Massive Curiosity −旅と人から学ぶブログ

 

 

 

・・・ということで、急遽思い立ちバンコク行きの片道チケットを買ってしまいました!

ASEANで働くを近くする近くするウェブマガジン|アセナビの編集長をやりながら、自分がASEANで働いたことのないことに、ある種のコンプレックスを感じていた今日このごろ。

生意気に「自分の感じたものこそが本質」と言ったからには、自分も実行しなくてはなりません。ですので、バンコクで実際に働くお手伝いをして、短期間ですが「ASEANで働く」の本質に近づければ…と思っています。

 

百聞は一見に如かず、とはよく言ったものです。新聞すらなかった先人だからこそ、ことわざのような普遍的な本質に気づけていたのでしょうね。

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。