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Massive Curiosity

日常で疑問に思ったことを言語化してアウトプットしていくブログ。旅、webサービス、デザイン、アイデアなど。

地域の魅力を発信していく極意とは?キーワードは「ストーリー」

先日、こんなイベントに参加しました。

localfuture.peatix.com

イベントの運営側ばっかりやっていたので、久しぶりに純粋な参加者として楽しむことができました。

今回は「地域の魅力を発信していく極意」について、イベントをきっかけにぼくが感じたことをお伝えできればと思っています。

 

どんなイベント?

弱い雨が振ったりやんだりするような天候の中、神保町にあるHASSO CAFFÉ with PRONTOにてイベントは行われました。

クラウドファンディング・動画・ものづくりという切り口から地域と関わっている3名の登壇者たちによるトークセッションがメインでした。

ひとりめはFAAVOの田島実可子さん。地域でのプロジェクトを応援するFAAVOに勤務されています。FAAVOの取り組みのお話しをなさっていました。

以前、もとくらのイベントでも登壇されています。

(参照:編集女子が"私らしく生きるため"のローカルメディアコンテンツ作戦会議を開催しました! | 灯台もと暮らし

ふたりめは「映像ブランディング」を提供するMove Emotions株式会社の代表取締役である高野仁さん。宮崎県のPRや、あの星野リゾートの動画を製作するなどして、「動画」をキーワードに地域の魅力を発信されています。動画、とっても素敵なので是非ご覧ください。

www.move-emotions.co.jp

そしてさいごは、一級建築士でありオーガニックライフ&ビューティスタイリストとしての活動もされている鏡晋吾さん。以前は森ビルでまちづくりにかかわり、現在ではナチュラルコスメの製造販売を行うベンチャーに勤務しながら、地方のものを使った製品開発等を行っていらっしゃいます。

それをまとめるのが、モデレーターの岡田拓也さん。NPO法人 まちづくりGIFTの代表理事をやられていらっしゃる方です。とっても上手で円滑なファシリテーションをされていて、時折そのファシリスキルの高さに目を奪われるほどでした…!

 

御三方からそれぞれのプレゼンを行い、イベントではパネルディスカッションが行われます。

そこで面白かったテーマが「地域を発信する上での差別化」です。

 

地域の新たな切り口を見出す。

ここ最近、「地方」が盛り上がっていますよね。もちろんいい流れなのですが、47都道府県もあると差別化が難しくなってしまって、表面上だけの”ゆるキャラ"や"B級グルメ”ばかりの競争になってしまいます。

そんな現代で、いかに他地域と差別化して、地域の魅力を発信していけばよいのでしょうか?

そのキーワードとなるのは「新たな切り口」だと思っています。

地域にはそれぞれのいいところがあります。例えば「お米がおいしい」だとか、「滝が有名」だとか「人と人の距離が近い」だとか。

けれど、これらは日本中の至る地域で言われていませんか?確かにその地域からしたらいいところかもしれませんが、それ単体だと、外の人からしたら違いが不明確です。

そこで優位性を出すためには、新たなスパイスを加えること。それによって新たな切り口を見せていくことが大切になっていきます。

例えば「お米がおいしい地域+川魚がおいしい地域」という新たな切り口が見つかれば、そこに新たな価値が生まれるでしょう。

1+1は3にも4にもなり、新たな地域の魅力を再発見できるのです。

 

ストーリーは人を動かす。けど、なぜだろう?

地域発信の差別化には「新たな切り口」が大切なことはわかりました。

では、そこに含めるべきことはどんなことだと思いますか?

ズバリ、関わっているひとのストーリーです。

先ほどの例でいうと、「おいしいお米をつくる農家さんが、50年も米作りを続けるワケ」だったり、「汚かった川に魚が戻ってくるまでの奮闘記」など、そこにストーリーが加わると、魅力がグッとアップします。

どんなひとが関わっていて、その人がどんな思いでそれに関わっているのか、またどれだけ好きで真剣なのかを伝えていくこと。そんな見える化されたストーリーは、人を動かす上での決定材料となります。

では、なぜでしょう?

それは「聞いたひとが自分ごとにできるから」だと考えます。

ひとが動くということは共感が生まれていることです。共感が生まれるということは、何かその人の琴線に触れることがあったはずです。

ストーリーを聞くことによって、そこで語られている主人公と同じきもちになって、追体験していくことができます。その追体験のなかで、なぜ主人公がこの行動をしたのか、そしてどう感じているのかを自分の体験と照らし合わせながら、ストーリーに入り込んでいきます。

きもちに重なった思いは、もはや他人ごとではありません。

そうして、ひとは動くわけです。

 

さいごに。

まとめると、地域の魅力を発信していく極意とは、

「地域の切り口を見出すこと」、そしてそこに「ストーリーを乗せて発信すること」の2点なのではないかと考えます。

ただ本当に大切なことは、このような型にとらわれすぎずに、目の前のひとときちんと向き合うこと。そして、目を見て話をよく聞くこと、というとてもシンプルなことに収斂されるのではないでしょうか?

ぼくは地域発信に関わったことはないのですが、いつかプレイヤーとして、どこかに関わっていけたらなあと思う今日このごろです。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。