Massive Curiosity

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現地に赴いたからこそわかったこと。心震えたアジアの観光地5選

今頃になってやっと、読みました。

弱いつながり 検索ワードを探す旅

弱いつながり 検索ワードを探す旅

 

 ずっと読みたかった一冊です。

旅好きとして潜在的にはわかっていたことが多かったですが、その潜在性がきちっと言語化されていて、「ああ、確かに!」の連続でした。

「検索窓に打つ言葉を、偶然の連続である『旅』というリアルな場から探そう。」がテーマでしょう。いまさら書評を書くつもりは無いので、内容が気になる方は、素敵なブロガーさんたちの記事をご覧ください。

(参照):
現代を生きる旅好きの若者に読んで欲しい!東浩紀著『弱いつながり 検索ワードを探す旅』 | 隠居系男子

『弱いつながり』を辿り、「偶然」に出会う旅 - ぐるりみち。

 

今回は、この本の中でたくさんの事例が上がっていた「行ってみなければわからなかったし、知る機会もなかった」という体験に関連させ、

ぼくが「現地に赴いたからこそわかった」と感じた5ヶ所を紹介します。

久しぶりに旅に関するエントリーです!

 

1. マレーシア。そこには「都会」が待ち受けていた。

ぼくが初めてマレーシア訪れたのは、高校を卒業する直前のお休み期間。マレーシアでトランジットがあったぼくは、ペトロナス・ツインタワーを見に行こうと、KLの町に降り立ちました。

あなたは「マレーシア」と聞いてどんなイメージが湧きますか?高校生だったぼくが持っていたイメージは、

熱帯雨林」「オランウータン」「マーライオン

だったと記憶しています。現地に行くまで、クアラルンプールはシンガポールにあるもんだと思い込んでいました。。

(今は昔、”ASEANで働くを近くする”なんて言えたもんじゃないですね。)
(参照):ASEANで働くを近くするウェブマガジン|アセナビ

そんなぼくを待ち受けていたのは、東京となんら変わらない「都会」の姿でした。

 

 

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(近くで見ると結構でっかいんです。)

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(中にはユニクロ伊勢丹が。南船橋ららぽーとだと言われても一瞬納得してしまうほどのキレイ度。)

熱帯雨林も、オランウータンも、マーライオンもそこにはありません。正真正銘の都会の姿がクアラルンプールには存在しているのです。

行ったからわかった景色があったとともに、ASEANのアツさを感じた原体験でもありました。

2. ニオイも神隠ししてほしい!クサさが思い出、九份

さて、二つ目はご存知、台湾の九份です。『千と千尋の神隠し』のモデルになったとかなってないとか、とにかくミーハーな人たちをくすぐる、台湾の一大観光地です。

誰よりもミーハーなぼくは、迷うこと無く現地へ赴きます。

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そこで感じたこと。それは、

 

クサイ。。!

 

この一言に尽きます。

現地では臭豆腐という、体に悪そうな食べ物がたくさん売られています。読んで字のごとくすごく臭いのですが、これが道中をおおうのです。

それに加え、クサさを倍増させているのは、道を雨から守る屋根。

九份は山の上のほうにあるので(高地にあるということさえ、行ってから知ったことでしたが)、降水量が高いわけです。だから、降りしきる雨からぼくらを守ってくれるのですが、この屋根が臭豆腐のニオイの逃げ道を塞ぐわけです。そうするとニオイがこもってしまい、なおさら臭くなる。

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だから、「九份どうだった?」と聞かれると、ぼくは迷わず「クサかったよ!」と答えます。ですので、臭豆腐が苦手な方は要注意です!逆に臭豆腐のニオイが好きでたまらない方には、絶好の場所と言えるでしょう。

3. 東洋のベネチア!?シュリナガルが絶景過ぎた。

お次は、インド。カシミール地方にあるシュリナガルです。

インドに初めて行く日本人は、だいたいデリーとアーグラ、ジャイプールの”黄金の三角形”を巡る旅をする人が多い印象でしょう。しかし、インドの北部、パキスタンとの国境付近にあるシュリナガルを訪れることにしました。

理由は単純。「インド人に騙されて、ツアーに申し込んでしまったから。」予算5万円の中、インド初日に2万円を支払ったぼくは、途方に暮れながらシュリナガルへと降り立ちました。

しかし、そこで目にした景色は、想像を絶するものだったのです。

 

 

 

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「東洋のベネチア」とはまさにこのこと。

ハウスボート」と呼ばれる船の家に人々は住み、水上の優雅な暮らしを楽しんでいます。(そのほとんどは観光客相手のインド人のようでしたが。)インドで一泊2000円という、バックパッカーとしては高い金額だったものの、大満足の場所でした。

しかし、ぼくがこの街を出た次の日、一世紀に一度の大洪水が起きてしまい、この湖は壊滅状態となったよう。1年経った今はどれだけ復旧されているかわかりませんが、甚大な被害があったようです。

こんな絶景があったことも、大洪水があったことも、行ったからわかったことでした。

4. 世界は、ぼくが思っていたそれよりも広かった。

またまたインドでのことです。

インドの首都であるニューデリーから、上記で紹介したシュリナガル、そしてチベット文化の色濃いレーという3都市を旅しました。すべて、陸路移動です。

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デリー〜シュリナガルは約26時間バスに揺られました。

シュリナガル〜レーは車で10時間。

そしてレー〜デリーは合計30時間ほど。(レーからマナリというところまで約17時間、そこからデリーまで13時間ほどだったと記憶しています。)

これだけ長い移動すると心身とも疲れるんです。けれどインド全体を見渡すと、上の部分だけ少し周った、っていう感じです。

「えー、あんなに険しい道程を、死を覚悟しながら旅したのに、これしか行けてないの!?」

そう思った束の間、縮尺を変えたぼくに飛び込んで来たのは次の画面でした。

 

 

 

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「世界って、広い。」

衝撃を隠せないままMac bookを閉じた、20歳の夏でした。

 

5. 軍艦島って、上陸できたんだ。

さいごは日本。ご存知、軍艦島です。

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今では世界遺産の話題ですっかり有名になりましたが、1年半前のぼくは、軍艦島って沖縄とかすごく遠くのほうにあるとばかり思い込んでいました。

しかし、日本横断ヒッチハイク旅をしている際に訪れた長崎で、軍艦島が長崎にあることを知りました。たまたま現地の観光案内所に立ち寄った際、パンフレットを見たのです。

しかも、すぐに行けると知ったぼくは、すぐにプランを立て、翌日の早朝から軍艦島を訪れることにしました。

そこにあったのは、日本の近代化を支えた古き日の面影と、その残骸たちでした。

 

 

 

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まさか上陸できるという事実、そして現地で見聞きした軍艦島の歴史。全て、現地に赴いたからこそわかったことでした。

 

さいごに。

以上、「行ってみなければわからなかったし、知る機会もなかった」場所の紹介でした。

よく「百聞は一見に如かず」と言いますが、本当にそう思います。MATCHAの青木優さんが「原体験にこそ価値がある」とも言っていましたが、それも間違いない。

とにかく、行かなくちゃわからないこと、そして行ったからこそ知ることができることってたくさんあるんです。

ぼくが今までの海外旅行を通して学んだ一番のことは

「日本のことを、ぼくはぜんぜん知らない。」

ということ。これも、逆説的に赴いたからこそわかったことでしょう。

「若者の海外離れ」と言われるこのご時世。一人でも多くのひとに検索ワードを探す旅に出てほしいと思う今日このごろです。

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。